携帯電話は鳴り止まず
延期が決まった瞬間から、私は園内外の関係各位への連絡に追われます。
体操の先生、カメラマンさん、電気屋さんは予め日曜日も可能だったので安心していました。
ところが一方で…
当園では役員さんの負担軽減のため、学生のボランティアをお願いしているのですが、ほとんどの学生が日曜日の都合がつかず、人手不足になる寸前に。
いろいろと考えを巡らせた末、何とか力になってくれそうな学生が2名いるのを思い出し、ダメもとで連絡してみました。
学生さんも、学校にアルバイトに多忙で、なかなか連絡がつきません。
やがて夜に連絡がつき、なんと2名共、快く引き受けてくれたのです!本当にありがたい。
電話であれこれ説明したり、大急ぎで資料のスクリーンショットを送ったりして、かなりの慌ただしさでしたが、
「世の中便利になったな~…」と思う心のゆとりを片隅に持ちながら、前向きな気持ちで連絡に奔走しました。
そして何とか連絡完了。
私の携帯電話がやっと鳴り止みました。
ほっとひと息。
ふと時計を見たら、22時をまわっていたのでした。