リレー 舞台裏
運動会の後、職員室で昼食をとりながら、年長のスタッフからいろいろな話を聞きました。
特にリレー。
りす組の子どもたちは、退場した後、中庭で悔し涙を流す子がたくさんいたそうです。
一方で、本当は一番悔しくて泣きたかっただろうに、ぐっと涙をこらえ、一生懸命笑顔を作っていた男の子もいたのだとか。
フィナーレ直前まで涙が止まらなかった子どももいたそうです。
練習中からとても強かったので、皆が優勝を強く信じていたのでしょう。
それでも、子どもなりに、チーム競技というものをよく理解しているのです。とても悔しかったけれど、ぐっとこらえて、結果をしっかりと受け入れているようでした。
素晴らしいレースをみせてくれたりす組の皆には、堂々と胸を張ってほしいと思います。
そして、こあら組。
練習ではなかなか1位をとれずに悔しい思いをたくさんしてきましたが、本番にものすごい力を発揮してくれました。レースの終盤に、ここまで見事な逆転劇の優勝は初めて見ました。本当におめでとうございます。
そして、うさぎ組。
どのクラスよりも、助け合って、決してあきらめずに、毎回のレースを全力で頑張った過程をたくさん褒めてあげてほしいと思います。なかなか勝てなくても、誰一人として絶対にあきらめなかったのです。それは、これから生きていく力として、全員に身についているはずです。
しかし、リレーは毎年何が起こるかわかりません。昨年も、今年も、練習でなかなか1位をとれなかったクラスが、見事に優勝を果たしました。
さて、来年はどんなドラマが待っているのでしょうか…!